議会答弁内容を、個人ごとに簡単にまとめています。
冒頭質問
女性消防職員の採用と消防職員の計画的な採用
質問: 女性消防職員の採用と、消防職員の計画的な採用についての方針は?
回答: 女性が働き易い職場環境の整備とPRを継続していく。また、定年退職する職員を補充する従来の方法ではなく、中長期的な計画に基づいた採用を行う。
尾花沢市環境基本計画と水質管理
質問: 尾花沢市環境基本計画とその中での水質管理については?
回答: 河川の水質向上と排水による汚濁負荷軽減が目的。公共下水道、農業集落排水、合併浄化槽の整備と加入率についての統計を提供。生活排水処理施設普及率の目標値は令和13年度までに95%。
再生可能エネルギーの導入
質問: 再生可能エネルギーの導入と、その現状については?
回答: 再生可能エネルギーの推進と地域活性化を目的としている。太陽光発電設備の目標設置数と現状、補助金について。冬期間の発電の問題点と、積雪によるパネル破損の事例も存在。
水力発電とその収益
質問: 水力発電の現状とその収益については?
回答: 鶴子発電所や村山北部発電所による発電とその売電収入。中沢川水力発電所が本格稼働の見込み。
その他の再生可能エネルギーと研究
質問: 木質バイオマスや牛糞によるバイオマスエネルギー、及びその他の再生可能エネルギーの研究について?
回答: 木質バイオマスや牛糞によるバイオマスエネルギーの可能性についても研究。山形東高等学校の探究部が雪を活用した発電の研究を行っている。
再質問
最年長消防職員の定年と今後の採用計画
質問: 現状の最年長消防職員の年齢を考慮し、今後の採用計画はどのようになっているのか?
回答: 現在、最年長の消防職員は50代半ばであり、定年延長65歳を考慮すると、今後約10年間は新たな採用は見送る計画である。
消防職員の採用定数と今後の計画的な採用
質問: 定年退職する職員の補充を行った際の若手消防職員の減少と、定数が決まっている中での計画的な採用はどのように進めるのか?
回答: 現在の消防職員の定数は51名で、実際の消防職員は50名である。今後10年間は新たな採用がなく、職員の構成に偏りが生じる可能性があるため、消防力が低下しないように定数の見直しも含めて総務課との協議を進める。
市長の見解と一般行政の人事管理
質問: 消防だけでなく、一般行政においても同じような人事管理の問題は存在しているとのことだが、市長はどのように考えているか?
回答: 現状の定数では必ずしもピラミッド型の構成になっていないため、今後の人事管理が厳しくなる。消防だけでなく、一般行政でも同様の状況が存在する。採用の方法や経歴、キャリアを持つ人の募集、年齢の上限を上げるなどの工夫が必要と考えている。
女性消防職員の採用とPR活動
質問: 女性消防職員の採用が進まず、目標としている比率5%に達していない理由と、今後のPR活動についてはどう考えているか?
回答: 県内の教育機関や専門学校でのPR活動を行ってきたが、採用に至っていない。今後は女性消防職員が所属する消防本部などからのアドバイスを受けながら、目標の5%達成を目指して努力していく。採用枠についても総務課との調整を進める。
再生可能エネルギーの利活用について
質問: 小水力発電の導入に際しての水利権の取得や流雪溝の整備に関して市はどのような支援を考えているのか?また、それによる経済的な影響は?
回答: 小水力発電の推進に向けて、水利権の取得や流雪溝の整備に関して、必要な行政的支援を検討中である。具体的には、補助金の活用や関係部署との連携を通じて進めていく方針である。また、小水力発電による経済的影響については、地元経済への好影響を期待しつつも、事業の採算性や持続可能性を十分に評価した上で進める必要がある。
質問: 再生可能エネルギーの利活用に関して、太陽光発電の導入が進んでいない尾花沢市の取り組みと、小水力発電や他の再生可能エネルギーへの展望は?
回答: 太陽光発電の普及が進んでいない尾花沢市において、小水力発電が地域に適した再生可能エネルギーの形態であると考えており、豊富な水資源を利用したエネルギー開発を推進したい。しかし、水利権の取得や流雪溝の課題が挑戦であるとも認めており、行政としてもこれらの問題に対応し、小水力発電が進むよう支援する方針を示している。
地域資源のエネルギー活用と視察の予定
質問: 尾花沢市の豊富な水資源、山林資源、畜産によるバイオマスエネルギーの可能性について市長の見解と、これらの分野における視察や研究の予定は?
回答: 具体的な視察日程は未定ながらも、現地視察の重要性を認識しており、状況を見ながら計画を進めたい。
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