尾花沢 議会まとめ 和田哲議員 2023年6月定例会  一般質問

議会

議会答弁内容を、個人ごとに簡単にまとめています。

冒頭質問

スクールバスの安全性と運用状況

質問: スクールバスの安全性と運用状況に関して、現行のバスの老朽化や故障が頻発する問題、及び新たなスクールバス導入の計画についての対応をどのように考えているか?

回答: スクールバスは13台所有しており、児童・生徒の安全を確保するために運用している。老朽化によるエアコン修理や排気パイプ系の交換など修繕を行い、財政課所管のバスやレンタカーで代替運行している。物価高騰により修繕費が上昇しているため、順次バスの更新が必要。国の補助金を活用し、計画的な更新を目指している。また、新たなスクールバスの運行台数を精査し、リースも含めた更新を計画中。

悠美館リニューアルと教育委員会の配慮

質問: 市民や利用者にとって魅力的な悠美館を目指したリニューアルの概念と、教育委員会の施設配置に関する現状と対策についての見解は?

回答: 悠美館リニューアルは全体のコンセプトを踏まえ、形態や機能を更新し、図書館機能を活かしたサービスを提供する方針。役に立つ図書館としての機能強化やレファレンスサービスの向上を第7次総合振興計画で目指している。市民の意見を反映させた環境整備や、飲食が可能なエリアの設置も予定している。教育委員会の施設については、現状では移動できる場所がなく、既存施設の利用や状況調査を行いながら検討していく。

再質問

スクールバスの現状と改善策

質問: スクールバスのエアコン修理と排気パイプ交換の件数と時期、修繕に時間がかかった理由と代替輸送手段、老朽化した車両の今後の取り扱いについて。

回答: エアコンは主に6月から7月にかけての稼働時期に故障が発覚し、修繕には時間がかかった。代替運行として財政課所管のバスや市内のバスが使用された。老朽化を理由に令和5年度に新車両の購入を計画しているが、物価高騰により納車は令和6年度以降となる見込み。老朽化車両は予備車としての活用を検討している。

スクールバスの購入と運行計画

質問: スクールバスの老朽化問題、車両の買い替えの必要性と現在の実情、そして学校統合に向けた車両の運用について。

回答: 将来的に学校が1校に統合された場合、約40%の子どもたちがスクールバスを利用することになり、その際の安全性と快適性が求められる。現在の車両の最大限の活用と新たな車両購入を計画中であり、総数が明らかになり次第、どのバスをどこに活用するかの効率も含め検討を進める。安全で安心なバス運行を目指し計画している。

中学校と小学校の統合計画に関連するスクールバスの運用

質問: 令和8年度の中学校の統合、令和9年度の小学校の統合に関連して、スクールバスの台数増加が見込まれるが、統合前の交流事業やスクールバスの機会がある中、補助金の活用や車庫の必要性について市の見解は?

回答: こ車庫建設による維持管理費や修繕費の軽減が見込める。冬期間の管理における労力の軽減も利点である。

車庫建設に関連するドライバーの労働環境改善と児童の通学環境

質問: 現在のスクールバスの運用における問題点として、冬期に雪下ろしや暖機運転が必要な労力や、暖房が効きづらい車両によるドライバーと児童の環境が指摘された。車庫建設による環境改善や早急な検討の必要性、そして他の自治体の事例について市の見解は?

回答:スクールバス用車庫の建設による支出軽減と冬期の管理の労力軽減を再度強調。さらに、学校の敷地内や敷地の運用を検討しながら、コンセンサスを図り進めるべき事業と述べ、幅広い意見を聞きながら議論を深める姿勢。

スクールバス車庫の建設計画の有無とその必要性

質問: 現行の中学校や小学校の建設基本計画においてスクールバス用車庫の建設計画はないが、近隣の自治体では学校統合時に車庫が設けられている例もあり、学校内に車庫がある方が望ましいとの立場を示し、市の見解を問う。

回答: 財政的支出の観点と併せて、小中学校の建設計画において位置付けながら検討が必要、スクールバス用車庫の建設は重要な事業と認識している。また、財政面だけでなく、他の意見を聞きながら議論を進める意向。

公用車の管理とスクールバスの保管

質問: スクールバスを含む公用車の保管について、特に冬期間の管理と必要性について市長の見解を聞きたい。

回答: スクールバスについては屋内での管理が必要だと認識、子供たちの安全運輸を確保するため、また予期せぬ故障を防ぐために、冬期間だけでなく通年での適切な保管の必要性を認めている。除雪機に関しては、雪の中で迅速に動けるようにする必要があるため、旧明徳小学校跡地に除雪センターを設立した。空き公共施設を活用するなどして、適切な場所の検討を進めているとのことだが、保管場所が遠くなることによる不便さも懸念しており、最適な場所を見つけるために引き続き検討を行う意向。

公共交通機関の利用促進と市内交通網の改善

質問: 市内の公共交通機関の利用者数が減少している中で、利用促進と交通網の改善に向けて市がどのような取り組みを計画しているのか?

回答: 市では、利用者数の増加を図るために、広告キャンペーンの実施、定期券の割引制度の導入、また乗り換えの利便性向上を目的としたダイヤ改正を検討している。また、市内交通網の改善については、新たなバス路線の開設や既存路線の延長、サービス時間の延長を行い、より多くの市民が公共交通機関を利用できるように計画している。

地域経済と商業施設の発展

質問: 近年、市内の小売業の売上が減少傾向にあるが、地域経済の活性化と商業施設の発展に向けて市はどのような対策を講じているのか?

回答: 市では、地域経済の活性化のために小売業者と連携し、共同でプロモーションを実施することを計画している。また、商業施設の発展を支援するために、補助金制度を利用して店舗の改装や拡張を支援し、消費者にとって魅力的なショッピング環境を提供することで売上の増加を目指している。さらに、地域特有の商品開発を促進し、観光客を含めた新たな顧客層の開拓を図っている。

教育施設の充実と教育環境の改善

質問: 教育施設の老朽化と教育環境の質の低下が懸念されているが、これらを改善するために市はどのような施策を打ち出しているのか?

回答: 市としては、教育環境の改善を最優先事項と位置づけており、既存の教育施設の大規模な修繕や最新設備の導入を計画している。さらに、新たな教育プログラムの開発や教員の研修の充実を図り、生徒たちに質の高い教育を提供するための環境整備に取り組んでいる。また、ICTを活用した学習環境の整備を進めることで、生徒の学習機会を増やし、教育の質を向上させることにも力を入れている。

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